うつ病と暗い表情の関係

目は口ほどにモノを言う!うつ病と暗い表情の関係性

いつも明るいあの人が最近元気の無い表情をしている。最近の私の顔って何だか暗い。そんな風に感じたことはないでしょうか。ちょっとした疲れが顔に出ることはよくあります。注意深く見て欲しいのは肌の調子などではなく、(それも大切ですが)目の輝きはどうでしょうか。暗くすさんだ感じになってはいませんか。

うつ病の人に共通しているのが表情がなくなるということです。これには例外はありません。うつ病を患って表情が明るくなった人は、私の知る限りでは一人もいません。うつ病診断の一つの着眼点として表情を見ます。深刻なうつ状態に陥ってしまった方はまず表情筋が固まってしまったかのように動きがなく、目の奥の輝きが消えてしまいます。人と話すときも目を合わせようとはしません。いえ、それが出来なくなってしまっているのです。うつ病の患者さん自身が、鏡を見てあまりの無表情さにびっくりしたと仰るほどです。

うつ病になると精神伝達物質の分泌が極端に落ちてしまうことが分かっています。喜びや幸福に対して鈍感になってしまい、物事に対しての興味が極端に薄れてしまいます。どんな映画を見てもそれが心に響いてくることもほとんどなく、人と話していても言葉は聞こえど内容に至っては頭に入っていないことも多々あります。なので、うつ病の治療が進んでいくにつれ症状が改善されると表情も蘇ってきます。

無理に笑う必要はありません。少しずつ冷えた心を温めて、元の元気な表情で笑う自分を取り戻していきましょう。

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