気分障害で休業中の過ごし方

気分障害で休養した時の過ごし方とは

うつ病は現代の社会では非常な勢いで広がっているような印象をうけます。厚生省の発表でも90万人以上の患者がいるとされています。もっともこれらの数字はどのような状態をうつ病と診断するかによって変わってくるので、実際の数字ははっきりとは言えないでしょう。

しかし、われわれの周りを見ても、うつ病で休職する人を見かけることはそう珍しいことではなくなってきました。また、うつ病と本人は自覚していなくても、あきらかに周囲と適応できないでいる人もよく見かけます。これらがいわゆるうつ病なのか、適応障害なのかは簡単には見分けられませんが、ともかく休養が必要なのは間違いないでしょう。

さて、ともかく休職して休養をとるとなった場合、どのように過ごすべきなのか。

意識して休養することは実際難しいことです。無理に休養しなければと考えることは逆にストレスを増大させ、焦燥感をつのらせることも考えられます。

たとえば、何もしないで力を抜いて、姿勢を整えて、呼吸を整えれば、普通の状態の人なら次第に気分が爽快になるものですが、思い込みの激し人にはかえってストレスになることがあります。

運動療法なども軽い症状の時には有効ですが、無理に運動することがストレスになる場合など、症状が重い人の場合には逆効果になるので、無理に行うことは避けるべきです。

家族など周囲の対応も重要です。まずは、本人がじっくり休める環境をつくることが大切です。本人が話したいときにはじっくりと話を聞くことが必要ですが、反論したり叱咤激励するようなことはしてはいけません。励ましや、説教じみた言葉は、本人の焦燥感をあおることになり逆効果です。

また周囲が患者の気分に巻き込まれて混乱するようなことになれば、事態は悪化するばかりです。

あくまで、患者の味方であるという気持ちで接することが必要です。

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