うつ病の兆候とは

見逃してはいけない鬱病の兆候とは

うつ病は現代の社会に拡がって、だれでも罹りうると考えられています。ほとんどの人が日常において、憂鬱な気分を経験することがあるはずです。また、今日の社会で多少なりともストレスを感じていない人も、珍しいことでしょう。

我々の周囲でうつ病が原因で休職に至る人は良く見かけますが、たいていの場合世間からはまともな人だと見られていることが多いと思います。そのため、そういう人はなかなか自分がうつ病であると認めないうちに症状が悪化する事もありがちなことです。

それでは、うつ病を早めに発見するために気を付けねばならない兆候とはどのようなものか、考えてみましょう。

まず、うつ病の症状とは、抑うつ気分と、喜びや興味が失われるということです。うつ病という病気の場合、診断が下されるのはその原因から分類されるのではなく、その症状によって分類されるわけです。ですから、うつ病の兆候とはこのふたつの症状に近いものになるわけです。

ここで、軽度以上のうつを判定するのに病院などで使われるチェックリストの項目を挙げてみましょう。だいたい次のようなものです。

憂鬱な気分、楽しいことがなく何かをしようという意欲がわかない、疲れやすく何かをするのが億劫だ、これらが大きな項目とされます。

注意力や集中力が減退した、自分に自信が持てない、何者にも価値が見つけられないく罪の意識を感じている、将来に対して悲観的な気分だ、自傷行為を試みた、寝つきが悪い・夜中に眼が覚める・早く目が覚めてしまう、食欲がない、などが小さな項目です。

2週間の間に、ここに挙げた大きな項目のうち2つ、小さな項目のうち2つまでに当てはまれば軽度のうつとされます。

しかしこれらは、一般的なうつの症状の羅列にみえます。それから、その時の気分次第では誰にでも当てはまりそうなものです。考えようによっては、それだけうつ病がどこにでも起こりうるものであり、判別することが困難なものと言えるでしょう。

またこれ等の兆候を見るとたいていの人が気になることがあるとは思いますが、うつ病にかかり始めている人は、自信喪失や、罪の意識から焦燥感にかられている場合が多いと考えられます。そのうえ、うつ病になりやすい人には、生真面目で、責任感の強い人が多いものです。この結果そういう人ほどうつ病と認めることを嫌う傾向があると言えます。このため、これらの兆候に当てはまったとしても却って自分で否定してしまうことも考えられるわけです。

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