精神安定剤ジキプレサとは

鬱病にも効果が期待される精神安定剤ジキプレサ。その効能と副作用

気分障害にもその効果が期待される精神安定剤にジプレキサがあります。これは、アメリカで多く使用されている抗精神病薬オランザピンの商品名です。アメリカでは、統合失調症、や双極性障害、難治性うつ病の治療薬としてFDAにより承認され、1996年から発売されています。

日本においても、統合失調症や気分障害の患者の家族から、早期承認を求める陳情が行われてきました。ジプレキサとして統合失調症の効能が200年に承認され、2001年から販売されています。また2010年には双極性障害の躁状態に対する効能が承認され、2012年にうつ状態に対する効能も承認されています。

この薬の働くメカニズムとは、脳内のセロトニン、ドーパミンなどの神経伝達物質の受容体に作用して、神経伝達物質のバランスを調整することです。

双極性障害に対する効能としては、躁状態においては気分の高ぶりを抑え、またうつ状態においては抑うつ状態を改善させる働きを持ちます。この薬品の特徴は、薬の効果がききすぎて、躁状態からうつ状態に変わったり、うつ状態から躁状態に変わるなどの悪影響が起こることが少ないとされていることです。そして、難治性の気分障害に対する効果にもFDAから承認を受けています。

ただし、この薬品の場合、不眠、眠気、体重増加、糖尿病などの副作用が指摘されています。このため、糖尿病の人は、服用できませんし、その疑いのある人の場合も血糖値のチェックを怠らずに慎重な服用が必要になります。また尿の出の悪い人や、肝機能の障害がある人、脳血管障害、心臓病、緑内障の人なども服用に当たっては注意が必要だとされています。また他の薬品と同時に使用すると相互作用が激しということも指摘されています。

このため、この薬品を使用するにあたっては、医師との相談のうえでの慎重な対応が必要です。

またこの薬品のもう一つの問題点としては、価格が非常に高いことも挙げられます。

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